13日目 2度目の週末はサイクリング
初めて大学まで自転車で行ってみました
二度目の週末がやってまいりました。コーネル大学は多くの自然に囲まれた環境の良いキャンパスです。周りには小さな湖があり、その周りは遊歩道として整備されています。また、いたるところに滝があるのです。川の流れじゃなくて、明らかな滝がいくつもある、つまり高低差があるわけです。アパートの近くのショッピングモールまでもおそらく数十メートルの高低差がありますが、Ithacaの中心街まではおそらく100m近くの高低差があるように思います。とはいえ、今週末には家族がやってくるので、ウォルマートの下見がてら、Ithacaの中心街(ダウンタウン)まで自転車で冒険してきました。
交差点に入る度、iPhoneで自分の居場所とウォルマートの方向を確認し、45分で目的地であるウォルマートに到着しました。ウォルマートはアパート近くのショッピングモールのどのお店よりも大きく、いろいろなものが売っていて、しかも安い気がします。これでは、確かに他のお店はたまりませんね。
大きなお店を1時間ほどかけて、何が売っているのか確認し、本日の天気予報は午後から雨ということもあり、早々に帰ることにしました。往路は基本下り坂なので、休憩することなく自転車を走らせましたが、復路の上り坂は自転車を押して帰りました。iPhoneで現在位置を確認したら、大学の近くを通っていたので休憩がてら、研究室へ向かいました。研究室で水分補給と休憩をし、そこからの帰り道は一気に帰ってまいりました。ウォルマートからアパートまで約90分、往路の倍ですね。コーネル大学からアパートまでは20分弱ぐらいでした。自転車で通勤(通学?)できないことはなさそうです。もう少し暖かくなったら検討してみたいと思います。
12日目 デビットカードのアクティベーション
誰かの落書きかと思ったら4/16がイースターなんですね
昨日の連絡を受け、ルンルン気分でカードを受取りに行ってきました。すると何やら注意書きが・・電話をしてアクティベーションする必要がありますって・・電話はかなり厳しい要求です。Face to Faceであれば、『こいつ、わかってないな』ということで、途中で話し方を変えてくれますが、電話はお構いなしです。とは言え、早くデビットカード使いたいので、研究室へ戻り、速攻、アクティベーションを試みました。
結果、玉砕です。何度やっても、どうもダメみたいな感じです。仕方がないので、窓口へ戻り、アクティベーションを一緒にやってもらいました・・・それでもダメです。窓口のお兄さんが首をかしげながら、オンラインシステムを確認してくれました・・なんと、携帯電話番号の一部がひっくり返って登録されていたようです。再度、携帯番号を登録し、さぁ、アクティベーションと思いましたが、登録変更後1時間しないとシステムが受け付けないそうです。ということで、1時間後、再度、アクティベーションにチャレンジし、結果、成功しました。アクティベーションの手順は以下の通りです。
1)カード番号を入力し、最後に『#』
2)入力したカード番号を音声で繰り返すので、あっていれば『1』を押す
3)カード裏のセキュリティコードを入力
4)SSNの最後の4桁を入力
5)PIN(暗証番号4桁)を入力(ここで決定)
6)再度PINを入力
7)完了しましたのメッセージで終了
日本では、暗証番号はカード申請時に登録する(セブン銀行さんのデビットカードは申請時に登録でした)かと思いますが、今回のカードでは電話で入力し、決定しました。SSNがない場合(私も現在ないわけですが)はどうすればよいか、窓口で聞いてください。ここで公開する勇気はありません。アクティベーション完了後、早速無駄な買い物をして、暗証番号を入力し、使用できることを確認しました。日本の発想だと、カードを手にしたらすぐに使用できると思いがちですが、きっとこの方式のほうが効率的なんでしょうねぇ。なにはともあれ、これで現金を持ち歩く必要性が激減すると思います。
11日目 海外送金とデビットカード
コーネル大学のマスコットは熊、色は赤(CornellbStore内)
昨日、銀行口座を開設したので、早速、日本からの海外送金受取口座として新生銀行に口座登録をオンライン申請をいたしましたが、申請書の最後の『お申し込みチェックリスト』なるものをしげしげと見てみると、『当サービスは日本国内に居住されるお客様に限らせていただきます。ご出国後はご利用できません。』の文字が・・ダメじゃん。急きょ、父を申請者して申込してもらうことといたしました。送金先の銀行口座を開設してからじゃなきゃ申請できないんだから・・私のように日本の大学から給与をもらって、それをアメリカへ送金する、という想定はないんですね。日本に家族が残っていないとダメなシステムなんですね。何かあったとき、海外にいる人とやり取りするのは大変ですもんね・・理解できます。お子さんの留学等には良いシステムのようです。
と、していると、昨日、開設した銀行から、デビットカード(含むATM)ができたので、窓口で渡せます、とのメールがきました。一週間どころか、翌日発行とは。コーネルIDカードの発行もびっくりするぐらい早かったですが、こちらも非常にスピーディです。日本出発前にセブン銀行さんで口座開設し、同様にデビットカード付ATMカードの発行をお願いし、10日間で自宅に郵送されてきました。それでも早く処理をしてくれたなぁと思っていたのですが、恐れ入りました。
デビットカードができたので、必要最低限以外の現金はチェックアカウントに預入し、電気・ガス・水道・ネットを銀行口座から直接引き落とすように変更しようと思います。
10日目 銀行口座を開設
Cornell store前から撮影した時計台
早くも10日目となり着々と生活環境を整えていますが、アメリカ生活で必要なものとして、アメリカの銀行口座を持つことがあります。現在、買い物は現金で済ませていますが、お店の中で現金で買い物をしている人を、私以外見たことがありません。アメリカ人はみな、カードで支払いをしています。日本のクレジットカードで買い物をすることは可能だと思いますが、毎回、円ドル手数料を取られてしまうので、1年間、アメリカで生活をすることを考えると、日本のクレジットカードで生き抜くのは賢くありません。ということで、銀行口座開設にチャレンジしてきました。
Cornell大学にはCornell Storeという日本でいうところの大学生協のようなお店がキャンパス内に存在し、そこに銀行の窓口(ATMじゃなくて対人の窓口)があります。一般的にはSSNがないと銀行口座は開設できないようですが、諸先輩方のwebに大学内の銀行なら、SSN申請中でも大学IDがあれば開設可能との情報をみていたので、ダメもとで窓口へ行ってまいりました。
私『先週、日本からやってきたのですが、銀行口座を開設したいので、必要な資料を教えてください』
窓口担当者『パスポートを持ってますか?』
私『はい、どうぞ』
窓口担当者『SSNは取得しましたか』
私『まだです。これから必ず取得します』
窓口担当者『取得したらまた窓口にきてくださいね。それでは・・・・』
と、口座開設の説明をしてくださり、その後、口座開設手続きをしてくださりました。そして小切手を12枚発行してもらいました。維持費用のかからない口座なので小切手発行には若干の手数料がかかりますが、デビットカードも無料の口座なので、他種類の口座よりも良いと思います。窓口手続き後、48時間以内にネットで必要事項を記入して口座開設は完了となるようです。明日、メールが届き、通常であれば1週間程度でデビットカードが使用できるそうです。私の場合、口座開設に必要だったのは
・パスポート
・コーネルIDカード
・住所を確認できる書類
・携帯電話番号
・現金
の5点でした。来月のアパート代は小切手で処理できそうです。
9日目 T-CATバス
Transportation Servicesへ行く途中にコーネル大学のマスコット発見
当初、通勤(通学?)に自転車を使用することも視野に入れて到着翌日にマウンテンバイクを購入したわけですが、まだ大学へは一度も自転車を使用しておりません。なぜならば、ショッピングモールへ行く以上に高低差がすごいので・・
結局、本日含め大学へ来た5日間全部T-CATバスを利用しています。日本にいる間にM教授より、コーネルIDカードがあれば、T-CATバスは無料で利用できるらしいと話を聞いておりました。昨日、コーネルIDカードをゲットしたので、試しに帰りのバスでICカードリーダに近づけたのですが、残念ながら利用できませんでした。M教授はT-CATバスのwebに細かなことが書いてあるから・・とお伺いした記憶があるので、webをまさにブラウジングしていたら、『Employee OmniRide Commuter Program 』なるものをコーネル大学のwebで発見しました。内容を簡潔にまとめると、コーネル大学で働いている人(正規・パート含めて)が大学内の駐車場を使用しない代わりに、T-CATバスを無料で利用できるというプログラムらしいです。給料をコーネル大学からもらっていない自分がこのプログラムに該当するか確認したいのですが、電話で聞くのは自信がなかったので、本業務を担当しているTransportation Servicesの建物まで、キャンパス見学ついでに行ってきました。非常に遠かったです。
私『昨日、コーネルIDをもらったんだけど、webをみたら、駐車場を使用しなければT-CATバスが無料になるってみて、来たのですが・・』
担当者様『IDカードを見せてもらえますか?』
担当者様『★◇〇☆△◎・・・・・・・』
私『すいません、先週日本から来たばかりで英語の聞き取りがわるくて・・』
担当者様『オッケー、問題ありません、客員研究員ですね、所属はどこですか?』
私『化学・化学生物学科です、A教授のもとにいます』
担当者様『部屋番号はわかりますか?』
私『〇〇〇、物理科学・・』
担当者様『はい、登録完了しました、バスのリーダーでスキャンして運転手にIDカードを提示してくださいね』
私『あ、ありがとうございました』
担当者様『よい一日を!』
私『本当にありがとうございましたー』
これからは1ドル50セントを持ち歩かなくて済みます。50セントがなくて何度も2ドル払って乗っていましたが、もうそういう損した気分になる必要ないんですね。
8日目 コーネルIDカードをゲットだぜ
DAY HALL から見た時計台 ちょうど鐘の音がしました
Ithacaに到着してはや一週間、本当にあっという間でした。
先週末、研究室内に出入りするために必要な安全講習を受けましたが、今日はその記録をもって、安全管理責任者の元へ行き、まずは部屋のカギをもらいました。その後、顔写真入りのコーネルIDカードを作成してもらうため、DAY HALL地下一階のOfficeへ行きました。パスポートを見せ、ネットIDを知らせ、そのまま写真をぱちりととってくださり、その場でコーネルIDカードを発行してもらえました。日本の大学では、写真を提出してから数日はかかる作業ですが、なんとコーネルでは数分のスピード発行。すべてはネットIDと呼ばれるアカウントに個人情報が一元管理されているからこその早業だと思います。
コーネルIDカードを得たならば、今度はSSN(Social Security number)をゲットして銀行口座の開設を目指します。
まだ、銀行口座を開設できていませんが、取り急ぎ、車購入資金が必要だったので、セブン銀行からWestern Union経由で送金してみました。自分の銀行口座からweb上で自分宛てに送金、ちょっとおかしな話ですが、アメリカにいながら無事送金手続きを済ませ、近くのショッピングモールにあるWestern Union窓口にて無事ドルの現金を受け取りました。
(セブン銀行のwebに詳しく出ていないので)窓口受け取りで必要だったことを備忘録として残しておきます。
・受取人氏名
・パスポートによる本人確認
・送金処理番号(MTCN)
・受取金額(ドル)の記入
・送金元はどこか
セブン銀行のwebには『受取拠点で、受取申込書に送金処理番号(MTCN)等の送金内容を含む必要事項を記入のうえ提出する等、その受取拠点所定の手続きをとる』とありますが、受取金額と送金元がどこであるかが必要なこと(これがいわゆる送金内容を含む必要事項なんでしょうね)には気づかず、窓口のお姉さんに指摘され記入しました。受取金額を記入することから、セブン銀行海外送金アプリは必須だと思います。あと、今回は車購入資金であったため、SSNなしでの送金限度近くの25万円を送金し、約2200ドルを受け取りましたが、窓口のレジには2000ドルも入っておらず、その処理で時間がかかってしまい、後ろに人が何人もならんでしまって、その人たちの前で2000ドル以上をしっかり数えて渡されたので、受け取った後、家に帰るまで、とってもドキドキ、緊張しました。これからWestern Union経由での送金は手数料2000円の限度額10万円までにしようかと思います。
これで、車購入資金が手に入ったので、明日から本格的に中古車探しを始めます。
7日目 今日も休日
この相棒がいないと買い物に行けない
昨晩(日本時間は今朝)日本にいる妻と電話(LINE)で相談をして、掃除機はダイソン、炊飯器は日本製のおいしくお米がたけるやつを購入することにいたしました。ダイソンはBest BuyとTARGETに売っているのを昨日確認済みですが、299から599ドルとモデルによって値段が変わり、モデルと性能差を理解していなかったので、お店が開く前にダイソン掃除機の解説サイトで勉強しておきました。結局、V6 MoterHeadがBest Buyで安くなっていたので購入しました。V6ノーマルモデルと迷いましたが、アパートの床はキッチンと浴室以外は絨毯敷なので、MoterHeadモデルに決めました。
さて、問題は炊飯器です。日本製の炊飯器はBest BuyとTARGETのどちらの店舗にも売っていません。両店のwebサイトでは取扱しているようですが・・・
TARGETの店舗をうろついていたら、お兄さんが声をかけてくれました。
私『このRice cookerがほしいんだけど、この店で注文できますか?』
お兄さん『お店では注文は受けられません、オンラインでのみ可能です』
私『オンラインで注文したら、このお店で受け取れるの?』
お兄さん『自宅に配達されます』
私『配達された時にいなかったら、どうなるの?』
お兄さん『受取書が不要なら、ドアの外においておいてもよいですが・・』
私『んー、ちゃんとこの日(画面にある配達日)に家にいるしかないか、これからオンライン注文したいんだけど、手伝ってもらえますか?』
お兄さん『もちろん!』
ということで、TARGETの実店舗でお兄さんのサーポートを受けてオンラインストア注文しました。配達日には嫁さんがこちらへきているので、不在ということはないかぁ。
家に帰り、さっそくダイソンで掃除しました。見た目にはきれいだと思っていた絨毯ですが、リビングだけでもビックリするほど、細かいゴミがたくさん取れました。ダイソン、おそるべし。