とある大学のTechnician(技術職員)

とある大学の技術職員の海外研修の記録です

アメリカ NY州 Ithacaへ到着

ダラスでの入国審査・税関検査も問題なく通過し、目的地のIthacaへ無事到着することができました・・・では、何の記録にもならないので、細かなことを書き記しておきたいと思います。

 

・飛行機機内で

私の乗った飛行機はボーイング777-200でした。各座席前に充電用USB、コンセントがあり、モニターはタッチパネルで、映画がいっぱい。今頃みんなは入学式で大変だろうなぁと思いつつ、SING, Star Wars ROUGE ONE, 君の名は ,ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち の4本もの映画を見てしまいました。みんなさん、ごめんなさい。寝ないで映画見続けちゃっいました。だって、どれも見てみたかったけど、日本にいる間はそんな暇、なかったんだもん。

空港到着前に税関申告書が希望者に配られますので、もらって必要事項を記入しておくと良いです。出入国カードなるものは機内では配布されませんでした。ESTAが必須になったので、出入国カードは不要になったのかもしれません。税関申告書については、元からトラブルになりそうなものは持参しないようにしたので、『いいえ』をすべてチェックして、裏面の品目は無記入のままとしました。

 

・ダラスでの入国審査・税関検査

当たり前ですが、アメリカへ足を踏み入れた最初の地で必ず入国審査が必要です。ダラス空港ではESTA用の自動入国審査なるものが導入されていて、ビザなしの人たちはESTAに事前登録をしていることもあって、ほとんどの人がそちらに流れていくので、対人面接の入国審査列には対象者が非常に少なく、待ち時間なしで面接でした。

入国審査官にパスポートとDS-2019を渡し、

面接官『どこへ行くの?』

私『NY州のIthacaへ行きます』

審査官『大学はどこへ?』

私『コーネル大学へ行きます』

審査官『コーネルはいい大学だよね、何するの?』

私『燃料電池の研究をしたいと思ってます』

審査官『へー、じゃ、がんばってね』

と、非常にあっさりとしたものでした。

私の前の人が別室送りになっていたので、ドキドキしましたが、拍子抜けでした。片道切符でしたが、そのことには何も触れられませんでした。すごいなJビザ。

 

入国審査後、荷物をピックアップし、税関検査へ向かいました。

機内で記入しておいた税関申告書を渡し、

検査官『ここに書いてある通りですね』

私『ハイ』

検査官『いくら現金を持ってきました』

私『5000ドルです』

検査官『オッケー、じゃおしまい』

と、バッグを開けろと言われることなく、あっさり通過できました。

周りを見てみてもバッグを開けている人はいませんでした。

 

生協のG氏に2時間の乗り継ぎ時間だけど、ギリギリ大丈夫だと思いますよ、とのことでしたが、飛行機を降りてから、税関検査まで20分程度、非常にスピーディでした。

 

税関検査後、すぐそばの乗継用荷物預り所に荷物を預け、生協のG氏に言われた通り、『次のフィラデルフィアはパススルーですよね』と係員さんにお伺いし、『イエス』とお返事をもらい、満足顔で国内線セキュリティーチェックへ向かいました。

 

・国内線セキュリティチェック

アメリカのセキュリティーチェックについて、日本と異なるのは靴を脱いで、靴もX線を通さなければならないことでしょうか。自身が金属探知機を通過したのち、人の手で再度、全身ぐるりとチェックされました。金属探知機も日本によくある『ゲート型』ではなく『カプセル型』で、高性能な感じでした。ダラスで一番時間がかかったのはここのセキュリティーチェックでした。その後、乗継口を確認し、無人運転モノレール?に乗り、無事、搭乗口までたどり着きました。日本からの飛行機を降りてから1時間弱、非常にスムーズに乗継飛行機の搭乗口まで移動することができました。

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    (写真右端の黄色いやつが2両編成の無人運転モノレールです)

 

 ・フィラデルフィア空港にて

成田からダラスの便では当然のことながら約半数が日本人でしたが、フィラデルフィア行の便はアジア人はごく少数、日本人に至っては私一人だったのではないかと思います。客室乗務員さんも日本語をしゃべってくれそうなやさしそうな人はおらず、機内ではちょっと緊張してしまいました。本当はここで一眠りしておきたかったのですが、おめめぱっちりのままフィラデルフィア空港に到着いたしました。到着後Ithaca行の便の搭乗口を確認したところ、Terminal F、一番端っこのさらに端っこの場所が搭乗口でした。動く床の上の看板には『Terminal Fまで15分、時間に余裕をもって』みたいなことが書いてあり、焦りましたが、その右手がわに『Terminal F行シャトルバス』の文字が・・なんかいっぱい人が並んでいましたが、どんどんバスが来ているみたいなので、迷わずシャトルバスを選びました。無事に搭乗口へ到着し、飛行機を見ると50人乗りでしょうか、過去、経験したことがないもっとも小さな飛行機に乗ってIthacaへ向かいました。

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        (2列+通路+1列の横3列座席の細長い飛行機でした)

 

・Ithaca空港へ到着

飛行機の席は50人分近くありましたが、乗客は30名いなかったようです。客室乗務員の黒人のおばさん、アナウンスパフォーマンスがすごかったです。東京ディズニーランドジャングルクルーズの案内人さんのようでした。Ithaca空港到着後、荷物をピックアップし、タクシーを拾ってアパートへ・・・タ、タクシー、一台もいないじゃないですか?空港でしょ?小さい空港だからって、普通到着したらいるでしょってのは日本人の発想、実際、私以外にタクシーを使用する人は皆無。アメリカン航空の窓口へ戻って、

私『タクシーいないよう。助けて

窓口の人『電話したらいいじゃない』

私『日本から来たばかりで電話ないよー』

窓口の人『じゃ、今から電話してあげるよ』

数分後、タクシーがきました。

アメリカン航空の窓口の人、ありがとうございます。

 

こうして無事にIthacaのアパートへ到着したのでした。