とある大学のTechnician(技術職員)

とある大学の技術職員の海外研修の記録です

第29週 Thousand Islands へ

f:id:ToaruDaigakuNoTechnician:20171017003212j:plain         絶対お勧めの観光スポットです

以前、長女のお友達(韓国)のお父さんに『どこかいいところある?』とお伺いした時に、Ithacaにいる間に行っておいた方がいい場所の一つとして『Thousand Islands』を教えてもらいました。webで調べたら、子供達も『行ってみたい!』ということで、大分前から行こう、行こうと思っていたのですが、色々とあり(コーニングへ行った時ははまだ紅葉には早いと・・・)、先週、これ以上遅くなると、この寒さで葉っぱがすべて散ってしまうとだろうと、天気予報は微妙だったのですが、思い切って行って参りました。
朝6時過ぎに家を出て、予定通り9時前にセント・ローレンス川の船乗場に到着しました。目当ての2時間クルーズの船は10時出航だそうで、船のチケットとBoldt城観光チケットを購入しました。船は2階建てで屋上(屋根なしの3階?)はデッキとなっていて、天気予報では午前中の降水確率20%ということでどこに乗るか悩みましたが、雨が降らないことを信じて、3階のデッキの席に乗りこみました。3階のデッキではお姉さんがマイクを持ってノリノリで観光案内をしてくださりました。アメリカの皆さんは本当にノリがいいです。アメリカ・カナダの国境を超える時もそのタイミングをユーモアたっぷりにしっかりと教えてくださりました。Thousand Islandsの島々は基本、個人所有とのことで、大富豪さんが夏の間だけの別荘として利用されている建物が多く、どれも見栄えの良い高級そうな建物がおおかったです。Thousand Islandsの島の定義は『木が生えていること』なのだそうで、とても小さな島には取ってつけたような1本の木と島ギリギリの大きさで小屋が立っていたり、実用的には?な建物も多数あり、絵本にあるようなおとぎの国の世界が現実になっちゃった、みたいな感じです。

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          ネタですよね?


約2時間のクルージングを終え、最後にBoldt城のあるハート島へ行きました。乗ってきた船はすぐに出航してしまいましたがハート島へはシャトルボートが20分間隔ぐらいで往復しているようなので、帰りは適当な船で帰るみたいです。(チケットの半券を渡されなかったので、ちょっとドキドキでした)

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        Boldt城はとても立派なお城でした

ハート島でお弁当を食べ、まずは島の周辺を散策し、その後、Boldt城を観光しました。お城の中ではBoldt城の説明映像があり、Boldt Jr.はCornell大学で学んでいたのだそうで、ちょっと親近感がわきました。Boldt城はホテル王だったBoldt氏が奥様へのプレゼントとして建てたお城なわけですが、その奥様が急死してしまい、工事が中断され、3階と4階の内装は未完成のままとなったのだそうです。島もハート型、お城のいたるところにハート型があり、花壇もハート、とてもロマンチックですが、ちょっと切ない歴史があります。でも1階と2階の装飾は完璧で、観光をしたその日は1階の一室と庭園を借りて結婚式をされている方がおりました。そういえば、クルージング中3階のデッキでプロポーズして指輪を渡していたカップルもいました・・・本当にアメリカの方々はノリがいいです。3階デッキに乗っていたみんな(うちら家族も)で熱烈祝福してあげました。さすがはUSA!